BizCrunch

渋谷のスタートアップで働いています。スタートアップで働くことを軸に、ビジネスの動向についてもブレストしていきます

憂鬱でなければ仕事じゃない

個人的にサイバーエージェントの藤田社長が好きです。

ちょうど今更、なんですが「憂鬱でなければ、仕事じゃない」を読んでいますが

この本もとても面白くてボリュームもないので2、3回繰り返し読んでみたく思える内容

憂鬱でなければ、仕事じゃない (講談社+α文庫)/見城 徹

まったく直接の知り合いでも関係者でもないですが

今年の新経団連サミットの「スタートアップコンペティション」という

スタートアップのピッチイベントの審査委員をやっていたときのコメントを聞いて

感嘆しました。


経団連サミットを知らない方が多いと思いますが

楽天の三木谷社長が経団連を抜けて設立した経済団体で主にネットなど「新経済」の企業の

メリットのために活動している経済団体です。



新経済連盟

この経済団体が日本で毎年新経済の発展の促進のために開いているのがこのイベント

有料参加、かつ高額ですが、スピーカーやゲストは世界的に有名なかなり豪華な人が多い

その中のプログラムとして今年実施されたのが、このピッチイベントです

しかし、始まってみていると

様子がちょっとおかしい

スタートアップコンペティションなので

あまり芽の出ていない「スタートアップ」が有名な投資家等にピッチをするワンチャンスを活かすイベントという趣旨なはずですが

明らかに成功している「有名スタートアップ」がたくさんでてくる。

聞いていると、「売上は2桁億」「ユーザー数数百万人」というようなスタートアップが多い。
どうやら、応募が少なかったのか、なんらかの意図があるのか

イベントを盛り上げるためだと思うけど、数合わせで知り合いのスタートアップを集めてきた感がすごいありました。

会場もなんとなくしらけていましたが

全エントリー企業がピッチを終えて、コメントを求められた藤田さんは


「皆さん既にスタートアップ業界の中ではキラキラ星のようなスタートアップなので特にコメントはありません」
(正確な文言は覚えていませんがこんなようなこと)を言っていました。


本当に呆れていたんだと思いますが、なかなかどちらかというと主催側の

審査委員としてこういうことを率直に言えない

逆に印象に残って、すごい人だと思いました。

冒頭の本にもありますが、こういう場で「素晴らしい企業ばかりでよかったです」みたいな他愛のない表面上の社交辞令みたいなことを言ってしまうと

この人のほかの場面での「信用」も揺らいでしまう。

いつも「今度飲みましょう」といって永遠に実現させない人のように。


仕事でも、プライベートでも、何か言うたびに「この人は本当にそう思って言っているのか?」

と思う人から褒められたり、お誘いを受けても、なかなか素直に信用できない

素直に喜べない。

みんながなんとなく気づいているけど、言わないこと

これをあえて言うのは勇気のいることで、おそらく一定の反感も買いますが

かえってそういう率直な言葉が

その人が本質を考えらえる人だということを周りに印象づけているような気がします。

インバウンド向けビジネスについて

先月中央ヨーロッパに一人旅でいって改めて思ったこと

どの町や観光地に行っても必ず目にする光景



お土産屋さん

人気の観光地であれば、ハガキが必ず置いてあったりします。

今回も何通か日本に送りましたが、普段LINEなどでやりとりしていても

実際のモノがくると、結構喜ばれるんですよね

振り返って、日本ですが何故か東京には圧倒的に少ないような気がします。

外国人向けのお土産屋さんとかで有名なのは

渋谷の「和雑貨 渋谷丸荒渡辺」さん



そのお隣のお土産の自動販売機と共に外国人観光客向けに非常に人気のようです。

自販機

お土産自販機

 


お土産屋さんか、外国人に人気のABCMARTなどの空いたスペースに

置いてもらう用のハガキや小さなお土産類。

競合も少なく、インバウンド需要がこれだけ伸びているのでそれなりに売れるような気がしています。

これをやるうえで、鍵になるのは、

・英語力(含めた外国語)

和雑貨 渋谷丸荒渡辺さんの評価を見ていても

「店員が英語を話せる」というのは大きなポイントのようです。

日本人の場合は、あまり海外で現地の日本人に接客されても海外行った感がないので

あんまり日本人っぽい人ばっかいると、若干しらけてしまいますが

欧米人はどちらかというと自分の言葉で話して欲しがるので英語力は必要です。

そういったところが参入障壁になっているのかもしれません。

介護業者の破綻が最多ペース 上期5割増、人件費など経営圧迫

介護業者の破綻が進んでいるようです。

介護業者の破綻が最多ペース 上期5割増、人件費など経営圧迫

以前読んだ大前研一の本にもありましたが

介護のような労働集約型の業務には日本人労働者ではなく

外国人、特に東南アジアなどの単価の低い労働者を雇用すべきだといっています。


低欲望社会 「大志なき時代」の新・国富論


それはなぜか。

あくまで個人の考えですが

介護士として働いている人材の質が悪いことが理由と個人的には考えています。

留学中に出会った日本人留学生たちで日本でどうにもならなくて、留学きて、それでもどうにもならなかった知り合いの

それなりの割合は

日本に戻ってきてから介護士をやっています。

彼らが何故介護士になるかというと

①.給料がそれなりに良い

②.倍率がかなり低い(業界の離職率が非常に高い)

③.経験不問

この3つの理由があるようです。

最近介護施設で暴力事件がありニュースにもなっていますが

ストレスもかなり理由としてはあると思いますが、そもそもそこで働いている人たちが

好きでやっているわけじゃないことも大きな理由ではないでしょうか
(当然好きでやっていて、すばらしい仕事をされている方もいると思います)

日本の人口がどんどん減っているなかで

たとえば、コンビニの店員、安価な飲食店の店員など

まったくスキルの求められない仕事をどこまで日本人がやっていく必要があるのでしょうか
介護施設の例でいくと
・需要(介護を必要とするかた)が多い
・供給(働き手)が少ない
・需要と供給の法則で供給側は働き手に有利な給料等で採用する
・サービス利用者のコストが増える
・供給にそもそも日本人の働き手が追いつかないため離職率があがる
・サービスの質が下がる。
・高額なサービスなのに低品質になる
・国の補助が入る
・補助目当てで供給は増えるが、国の政策でサービス供給側の経営が左右される
・国の歳出が増える。
のような負のスパイラルで結局国民負担になり

 
当然国はいつまでも補助できないので
 
振り出しにもどります。

これは太陽光とかでも同じような理屈で補助金や買い取り価格の変動で多くの企業が倒産しています。
イギリスはちょうど今、移民の問題でもめていますが、それ以前に未だに移民政策の話題や議論がそこまで出ていないのは大丈夫なんでしょうか

いずれにしても、移民を受け入れないと労働集約型のビジネスは単価の高騰でやっていけなくなるので移民政策は5年以内に本格的な議論になると思います。
いまの外国人技能実習生の受け入れ会社のひどさを鑑みると

海外ではやっているGlassdoorのような、外国人向けの日本の会社の評価評判サイトの需要はかなり出てくると思います。


glassdoor

戦争モノ映画に見る シニアマーケティング

お盆休みですが、当然米国基準では祝日にあたらないので(あるとしたら戦勝記念?)

スタートアップは今日も営業日です。

大手企業からスタートアップで違うことは、変わることが早いし簡単ということ。

ただ顧客が日本にいたらお盆に営業しても大して仕事にはならないんだけどね。。。。


さて、

お盆ということで、CM等でもよく見かける映画関連のCM

今年の夏は、アヴェンジャーズやジュラシックワールド、ミッションインポッシブル、タミネーター、進撃の巨人、、、、、と注目の作品が目白押しで毎週映画館にいかないと見逃してしまいそう

そんななか気になったのが、「日本のいちばん長い日」

日本の一番長い日


よくCMをやっていて気づいたけど、まったく見る気が起きないw

この時期、テレビやらで散々戦争関連の特番やらやっていて、それすらも食傷気味なのに

こんな重そうな映画誰がみるんだろうか、、、、

と思っていたけど、どうやらこれは60代、70代以上のシニア向けのようですね。

興行は、というと、、、なんと20億越えを見込み大ヒット!
役所広司が平和への願いを説いた「日本のいちばん長い日」興収20億突破見込むスタート!

高齢化社会ということで、高齢者がMASSとして本当に大きな市場となっているようですね。

しかも今年は、安保法案など日本と戦争に関連するような話題が多かった関係で

記事によると20代の若年層も多く見ているようです。

・介護・擁護老人ホームは軒並み入居待ち、人出不足

かたや、

・元気なシニア世代は団体で海外・国内旅行

・healthcare系のスタートアップも最近は盛り上がってきているようです

特に注目がトイレ(うんち)がどのくらい近いかを教えてくれる
D Free

今まで予期できなかった物を見えるかするサービスです。

オムツに大して抵抗のあるシニアはかなり多いと思いますし

シニア以外の世代でも冷房で冷えたりしやすいので

かなり需要は大きいようです。


団塊の世代の世の中への影響力の大きさは本当に侮れないので

シニア向けビジネスはこれからもっと盛り上がりそうですね。