BizCrunch

渋谷のスタートアップで働いています。スタートアップで働くことを軸に、ビジネスの動向についてもブレストしていきます

楽天と丸紅「参加型の電気」めざす--20兆円を超える電力小売市場をめぐる企業の動き

楽天と丸紅が電力小売に参加するようです。

 

楽天は1億人以上いると言われている楽天会員という需要側

 

丸紅は、ガス発電や太陽光、水力などの供給側新電力の大手です。

 

電力のビジネスは、需要と供給のバランスを如何に合わせるかが肝であるため

 

今回のような需要側大手と供給側大手の提携は理にかなっています。

 

国内の電力ビジネスは戦後以来ながらく国の規制ビジネスであったため

 

ノウハウが完全に国内の5電力に閉ざされたマーケットでしたが

 

4年前の震災、原発への反対の気運によって20兆円と言われる巨大マーケットが出現します。

 

スタートアップ界隈では、主に小売の相見積もりサービス「エネチェンジ」が有名です。

 

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いままでは、東京に住んでいたら東京電力からしか買うことができなかった電力が

 

他の企業からも買えるようになるのが「小売自由化」というものです。

 

エネチェンジのビジネスモデルはイギリスのUChangeなどと同じです。

 

これだけのマーケット規模ですので、当然既存の大手企業がこぞって参入してくることは必至ですのでどうやって差別化していくかが重要

 

実際に価格コムなどの「比較」系ビジネスを強みとしている企業は多く取り組みを始めています。

 

今後、DMMやTSUTAYA,ソフトバンクAU、NTTなど顧客基盤を持った企業が

 

取り組みを始めるとおもわれます。

 

ただ注意しなければいけないのは、電力ビジネスが未だに「規制産業」であり

 

数多の「既得権益」で縛られていること。

 

また特殊な法律や規制が多くあるため、紹介など表面的なサービス以外で

 

安易に手を出すと怖い業界でもあります。

 

そのあたりが太陽光発電のようなビジネスとは異なる点かもしれません。